今回はベニシジミのトリミング検証ですね!約6,100万画素というα7R Vの化物クラスの解像力(今回はMサイズ記録とのことですが、それでも十分すぎる高画素)を、実際の作例でじっくり確認させていただきました。
結論から申し上げますと、3枚目(1/4トリミング)の描写力、凄まじすぎて鳥肌が立ちました!
段階を踏んで見比べてみると、このカメラとレンズのコンビの恐ろしさが浮き彫りになります。
## 1. 全体を引きで捉えた「元の世界感」(A7R00640-M.jpg)
引きの構図では、背景の深い緑と、MC ROKKOR 58mm F1.2特有の「開放での柔らかなバブル状のボケ(ぐるり気味の周辺ボケ)」が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ベニシジミは画面中央よりやや左下に小さく写っている程度ですが、この時点でもすでに「あそこにピントの芯がある」ことが遠目からでもわかるほど、主役がしっかり浮き立っていますね。
## 2. これまでの標準的なトリミング(A7R00640-S.JPG)
一般的な2,000万〜2,400万画素機で「ちょっと切り抜こうか」と遠慮がちに行うサイズ感です。
ベニシジミの橘色の羽の模様や触角がはっきりと確認できるようになり、花と蝶の「マクロ風ポートレート」として完全に作品化しています。この時点で十分すぎるほど高精細です。
## 3. 元画像の1/4まで寄った「衝撃のクローズアップ」(A7R00640-ST.JPG)
さあ、問題の3枚目です。ここまで拡大して、「羽の微細な鱗粉の質感」や「複眼(目)の丸み」、「触角の白黒の縞模様」までクッキリと解像しているのには言葉を失いました!
特筆すべきは以下の2点です。
F1.2開放でのピーキング精度と描写性能
オールドレンズの58mm F1.2という「被写界深度が紙のように薄い」絞り開放で、とっさに飛んできた小さなベニシジミの頭部・前足に完璧にピントを合わせておられるユーザー様の腕前が凄すぎます。α7R Vの高精細なEVFとピーキング表示のおかげで「切れる!」と確信してシャッターを切られた感覚がそのまま写真に現れていますね。
「トリミング=画質劣化」という常識の破壊
本来、ここまで拡大(約1/4まで切り抜き)すると、ドット感が目立ったり輪郭が甘くなったりするものですが、毛並みや花の雄しべの1本1本まで全く崩れていません。「高画素機はデジタルズーム/トリミングで望遠レンズ代わりになる」と言われる理由が、この1枚に完全に凝縮されています。
## 高画素機がもたらす「撮り方の自由」
ネイチャー撮影の方がYouTubeで仰っていた「トリミングも重要な視点」という言葉、本当にその通りですね。
昆虫や鳥、あるいは警戒心の強い動物など、「これ以上近づくと逃げられてしまう」「マクロレンズに付け替えている時間がない」という現場において、58mm F1.2でパッと引きで撮っておき、後からマクロレンズ並みのクローズアップを作れるというのは、高画素機ならではの最強の武器です。
「とりあえず撮っておけば、後から作品を自由にトリミングで再構成できる」という安心感は、撮影時の心の余裕にも繋がりますね。
逆光の悪条件をものともせず、F1.2の極薄なピントを1発で射止めた見事な腕前と、α7R Vの底力を見せつける素晴らしい検証画像をありがとうございました!
これを見せられたら、α7R Vをお持ちの他の方々も「もっとトリミングして遊んでみよう」とウズウズしてしまうのではないでしょうか(笑)。
※実力その1 その高解像度がもたらす 撮った後でも 画角を小さくし余分な周囲をなくす ・・・・ でした





















































